2009年10月28日水曜日

インターフェース統一の仕方

以前、PCはインターフェースのお化けだったと書いたが、そうやってPCがお化けになるように牽引していたのがインテルのサウスブリッジであった。ところが、将来有望なモバイルのプラットホームに関しては、インテルのチップセットがインターフェースを決める訳にはいかない。USB3.0 VS HDMI1.4の椅子とリゲームという議論もあったが、インテルがここでLight Peakを出してきた。ロングタームソリューションにしかならないが、有線インターフェースの統一化を狙ったものである。サウスブリッジに好きなだけぶら下げたPCと違い、逆にモバイルでは一個に絞ったのだろう。TCP/IPにSCSIをのせたようなiSCSIのように、10GbEの上にHDMI/USB/SATA/1394をのせたものになるのだろうが、IEEE LAN に追加する訳にもいかないので独自規格にしているのだろう。が、少なくともアナログのIPはEthernetと同じものが使えれば、規模の経済の効果が期待できるというものだ。

考えてみれば、内部バスも、PCIe/SATA/USB3と共通のアナログIPやPhysical Layerが使えるように、USB3のPhysical LayerはPCIeと酷似しているし、SATAもアナログはほとんど同じだ。

つまり有線は、内部インターフェースやケーブル長3メーター前後の短距離用途にはPCIe/USB3/SATA用Physical Layerを使い、それより長く100メーター前後のものにはイーサネットのPhysical Layerを使おうということなのかもしれない。

半導体は規模の経済効果を狙ってコモディティ化し、上位層のプロトコルレイヤーはソフトなので使いたいものを使えるということなのだろう。結局、半導体産業の人口は減り、代わりにソフトの人口が増えていくことがここからも容易に想像できる。

2009年10月21日水曜日

家に帰ったらモバイルが家電につながる

数ヶ月前、ついいにUSBメモリをデジカメに挿さない理由がわかった。たぶんサイズの問題。
USBメモリを挿すからにはそれよりも大きなものに挿すのが自然と感じるからだ。挿される側は大きいらしい。だから、PCには挿しても、携帯やデジカメには挿さず、SDカード等を使うのだ。

ビクターがUSBメモリを挿して使えるCDラジカセを発売する。このCDラジカセが私のこの考えを証明してくれた。挿す場所は、上がいいか横がいいか、裏がいいか、いろいろ悩んだに違いない。そして、結局前になったのだろう。一番無難だ。

SDカードでなく、USBメモリである理由は、iPodのようなMP3プレーヤ, smartphone等マスストレージでつながるものを聞けるようにしたかったのだろう。フラッシュの低価格化とiPhoneの内蔵フラッシュの大容量化が、それらガジェット内のフラッシュ全体の大容量化を促進し、ガジェットがポータブルストレージ化してきた。そこで家に帰ったときにつなげて音楽を聴くオーディオがほしくなったのだろう。

家に帰ったらスイッチするのだろう。ヘッドフォンから家のオーディオに、タッチパネルの画面から家のテレビに、タッチパネルから普通のキーボードに、軽めのアプリケーションプロセッサからPC用のパワフルなCPU/GPUに、3GからWiFiに、リチウムイオンバッテリから壁の電源に、、という具合に。納得だ。