インターフェースとは何か?何かと何かをつなぐものだ。
物と物の中でもソフト同士ならネットワークやAPI、ハード同士ならコンピュータインターフェース、人と物ならヒューマンインターフェースなどがあげられるだろう。
物と物 ー ネットワーク - PANの鍵はカスタマイズの柔軟性
ネットワークといえば、TCP/IPに代表されるようにネットワークレイヤーのプロトコルを規格化することによって世界中をつなぐのに貢献してきた。この規格化は過去15年間の人類の歴史を大きく変えたのである。
考えてみればおもしろい。言語は様々なのに、ネットで使っているプロトコルは共通なのだ。つまり、個人のパーソナル空間だけ個人の自由にカスタムされており、ネットから向こうは共通の世界が広がっていることを意味する。ネットワークの先のサーバー、プロバイダーがどんなハードやソフトを使っていようが関係ない。ハイスペックなものがよければ高いサービスを選べばいいように、スペックやコストの要求を満たしていればいいのだ。ところがパーソナル空間はそうはいかない。好みのキーボードタッチ、好みのスクリーン、好みの音声・画像、個人に応じてカスタマイズする必要がある。
物と物 - コンピュータインターフェース - 規格を制すものが勝者
半導体業界で今までやってきたものの大半はコンピュータインターフェース。一般ユーザに見える媒体を使う無線、有線ケーブルから、一般ユーザには見えないPCB上の配線まで、各チップ間をつなぐものだ。各社製品がつながるように規格が定められ、それに従うことによってどこのチップでもつながるようになる。より多くの製品とつながるものが市場を占有する世界であるため、規格をドライブできるものが勝者になる。
DVI/HDMIのシリコンイメージ、USBやPCIのホスト側のインテルがいい例だ。規格をドライブできれば、規格公開前に試作を作ってその試作に規格をあわせれば、最初に市場に入り込めるというわけだ。そうなると後からそこに入り込むものをつぶせばいい。昔トランプで大富豪をやったときに、一度大貧民になるとなかなか上がれず、一度大富豪になるとしばらく大富豪でいられるのと同じだ。覆すには革命を起こす必要があった。
人と物 - ヒューマンインターフェース - 今後の想像力
センサー、アクチュエータといった分野は、ソフト間やハード間といったハードルを越え、人間の五感に働きかける今後のインターフェースだ。どんなセンサー、どんなアクチュエータが考えられるか、それらを使ったどんなアプリが考えられるかといった想像力が問われる分野だろう。
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