インテルからすれば、こう見える。
1、PC/Netbook市場
PC マーケットも伸びるだろうが、その伸び率はモバイルの足下にも及ばないだろう。
2、PC/Netbook市場におけるインテルのシェア
インテルに追いつける可能性があるのはAMDかもしれないが、2012までの間にインテルを脅かす存在にはならないだろう
たとえAMD が USB3.0を組み込んだとしても、それがAMDに勢いを与える要因にはなりえないだろう
3、PC/Netbook以外の市場への参入
インテルだって成長しなければならない。PC/Netbook市場で既に高いシェアを持ってしまっているので、そこの市場のみにいる限り、その市場の成長率以上に成長はできない。もっと成長したければ、他の市場への参入が必須である
以上より、インテルがLight Peakを優先した理由はこうなる。
1)インテルは 、2009-2011までは、モバイルやSTBのようなPC/Netbook 以外の市場に投資したい
2)USB3.0 ではSTBに入れない。コピープロテクションがあり、10メータ以上、10Gbps以上のインターフェースが必要
2009年11月26日木曜日
2009年11月25日水曜日
携帯機器のUSB3.0
携帯機器メーカは、Intelの出遅れのためにUSB3.0は様子見状態だと言う。だが本当は、自分たち自身の先が見えないだけ。
ノキア、モトローラ、ソニーエリクソンは去年よりも出荷台数を落としている。ノキアは17%減、モトローラは46%減、ソニーエリクソンは39%減だ。世の中景気が悪いからではすまない。ここでの問題は、市場全体の出荷台数は10%しか減っていないのに、自分たちはそれ以上に落ちたということだ。つまり、シェアを落としているのだ。これはサムスンは7%増、LGほぼ同水準という結果によって、対照的にシェアを落とされたのだ。
ソニーエリクソンがレイオフでアメリカを縮小していた。今後どうしていくのだろう?
MicroUSB, USBバッテリーチャージングの規格など、携帯へのUSBの準備は整ったが、これはUSB 2.0で十分だ。USB3.0は、自分を必要としてくれるアプリを探さなければならない。
ノキア、モトローラ、ソニーエリクソンは去年よりも出荷台数を落としている。ノキアは17%減、モトローラは46%減、ソニーエリクソンは39%減だ。世の中景気が悪いからではすまない。ここでの問題は、市場全体の出荷台数は10%しか減っていないのに、自分たちはそれ以上に落ちたということだ。つまり、シェアを落としているのだ。これはサムスンは7%増、LGほぼ同水準という結果によって、対照的にシェアを落とされたのだ。
ソニーエリクソンがレイオフでアメリカを縮小していた。今後どうしていくのだろう?
MicroUSB, USBバッテリーチャージングの規格など、携帯へのUSBの準備は整ったが、これはUSB 2.0で十分だ。USB3.0は、自分を必要としてくれるアプリを探さなければならない。
2009年11月21日土曜日
LIGHT PEAKとは
IntelがSTBに入りたい。自分たちのチップセットをどうやっていれるかだ。
intelは1394を入れると高くつくからSTBから1394をとるようにFCCに要求している。ハリウッドなどのコンテンツのプロテクションとしてDTCPがあるから1394が必須になっているのだ。Intel曰く、イーサネットのようなIPベースのネットワークの方が安く、他のものとの接続性もいいという。ところで、なんでイーサネットとはっきり言わず「のようなIPベースのネットワーク」なんて言い方なのだろうか?
イーサにした方が安いのは事実だろう。ケーブルすら安くなる。でも、それならUSB3の方が安いはず。
USBにはそんなコピープロテクションがないからホームネットワークには入れないのだ。IPベースのネットワークならDLNAが使えるので、コピープロテクションも問題がない。ついでに、3メータじゃ、アメリカの家には足りないだろう。
じゃあ、そのままイーサネットを使うのか?GbEで十分か?プロトコルオーバーヘッドも考えたら、非圧縮の画像を送るには不十分だ。だったらHDMIの方が速くて画像にはいい。ところが、これも高い。そうすると、10Gb以上のイーサがいる。
ということを総合して考えると、出てくるのがLight Peakではないか!でもそうすると、最初のコストの問題が生じる。本当に光のネットワークが1394よりも安いのだろうか?速度は20倍だから単純にコスト比較するのは難しいが、同じコストならばLIGHT PEAKの方がコストパフォーマンスは上だろう。しかし、コスト面で1394と同じコストというと戦えなくなるので、Light Peakと書かずにIPベースのネットワークという曖昧な記述にしたのかもしれない。なるほど。
intelは1394を入れると高くつくからSTBから1394をとるようにFCCに要求している。ハリウッドなどのコンテンツのプロテクションとしてDTCPがあるから1394が必須になっているのだ。Intel曰く、イーサネットのようなIPベースのネットワークの方が安く、他のものとの接続性もいいという。ところで、なんでイーサネットとはっきり言わず「のようなIPベースのネットワーク」なんて言い方なのだろうか?
イーサにした方が安いのは事実だろう。ケーブルすら安くなる。でも、それならUSB3の方が安いはず。
USBにはそんなコピープロテクションがないからホームネットワークには入れないのだ。IPベースのネットワークならDLNAが使えるので、コピープロテクションも問題がない。ついでに、3メータじゃ、アメリカの家には足りないだろう。
じゃあ、そのままイーサネットを使うのか?GbEで十分か?プロトコルオーバーヘッドも考えたら、非圧縮の画像を送るには不十分だ。だったらHDMIの方が速くて画像にはいい。ところが、これも高い。そうすると、10Gb以上のイーサがいる。
ということを総合して考えると、出てくるのがLight Peakではないか!でもそうすると、最初のコストの問題が生じる。本当に光のネットワークが1394よりも安いのだろうか?速度は20倍だから単純にコスト比較するのは難しいが、同じコストならばLIGHT PEAKの方がコストパフォーマンスは上だろう。しかし、コスト面で1394と同じコストというと戦えなくなるので、Light Peakと書かずにIPベースのネットワークという曖昧な記述にしたのかもしれない。なるほど。
2009年11月6日金曜日
インテルの7並べ
インテルがNVIDIAの足止めを狙ってUSB3を遅らせたのだとしたら、NECにとってはいいだろう。その遅らせた分、彼らのマーケットでの寿命が延びた訳だから。インテルがチップセットへ載せる意思を表明している限りは、状況は悪くはならない。
それにしても、昔ゲーム理論が流行ったが、インテルのやっていることは7並べの8キーパーだ。インテルが8を置けば皆が9、10、J、とどんどん置いていくのはわかっているのに、NVIDIAに9を出させないためにわざと8を出さないのだ。で、自分はLight Peakという6から出し始める。ただ、気をつけないと、誰かにKを出されて8は結局最後まで出せず、つぶされてしまうかもしれない。
例えば、携帯にUSB以外の標準インターフェースが普及したら、USB3はつぶされてしまうかもしれない。
それにしても、昔ゲーム理論が流行ったが、インテルのやっていることは7並べの8キーパーだ。インテルが8を置けば皆が9、10、J、とどんどん置いていくのはわかっているのに、NVIDIAに9を出させないためにわざと8を出さないのだ。で、自分はLight Peakという6から出し始める。ただ、気をつけないと、誰かにKを出されて8は結局最後まで出せず、つぶされてしまうかもしれない。
例えば、携帯にUSB以外の標準インターフェースが普及したら、USB3はつぶされてしまうかもしれない。
2009年10月28日水曜日
インターフェース統一の仕方
以前、PCはインターフェースのお化けだったと書いたが、そうやってPCがお化けになるように牽引していたのがインテルのサウスブリッジであった。ところが、将来有望なモバイルのプラットホームに関しては、インテルのチップセットがインターフェースを決める訳にはいかない。USB3.0 VS HDMI1.4の椅子とリゲームという議論もあったが、インテルがここでLight Peakを出してきた。ロングタームソリューションにしかならないが、有線インターフェースの統一化を狙ったものである。サウスブリッジに好きなだけぶら下げたPCと違い、逆にモバイルでは一個に絞ったのだろう。TCP/IPにSCSIをのせたようなiSCSIのように、10GbEの上にHDMI/USB/SATA/1394をのせたものになるのだろうが、IEEE LAN に追加する訳にもいかないので独自規格にしているのだろう。が、少なくともアナログのIPはEthernetと同じものが使えれば、規模の経済の効果が期待できるというものだ。
考えてみれば、内部バスも、PCIe/SATA/USB3と共通のアナログIPやPhysical Layerが使えるように、USB3のPhysical LayerはPCIeと酷似しているし、SATAもアナログはほとんど同じだ。
つまり有線は、内部インターフェースやケーブル長3メーター前後の短距離用途にはPCIe/USB3/SATA用Physical Layerを使い、それより長く100メーター前後のものにはイーサネットのPhysical Layerを使おうということなのかもしれない。
半導体は規模の経済効果を狙ってコモディティ化し、上位層のプロトコルレイヤーはソフトなので使いたいものを使えるということなのだろう。結局、半導体産業の人口は減り、代わりにソフトの人口が増えていくことがここからも容易に想像できる。
考えてみれば、内部バスも、PCIe/SATA/USB3と共通のアナログIPやPhysical Layerが使えるように、USB3のPhysical LayerはPCIeと酷似しているし、SATAもアナログはほとんど同じだ。
つまり有線は、内部インターフェースやケーブル長3メーター前後の短距離用途にはPCIe/USB3/SATA用Physical Layerを使い、それより長く100メーター前後のものにはイーサネットのPhysical Layerを使おうということなのかもしれない。
半導体は規模の経済効果を狙ってコモディティ化し、上位層のプロトコルレイヤーはソフトなので使いたいものを使えるということなのだろう。結局、半導体産業の人口は減り、代わりにソフトの人口が増えていくことがここからも容易に想像できる。
2009年10月21日水曜日
家に帰ったらモバイルが家電につながる
数ヶ月前、ついいにUSBメモリをデジカメに挿さない理由がわかった。たぶんサイズの問題。
USBメモリを挿すからにはそれよりも大きなものに挿すのが自然と感じるからだ。挿される側は大きいらしい。だから、PCには挿しても、携帯やデジカメには挿さず、SDカード等を使うのだ。
ビクターがUSBメモリを挿して使えるCDラジカセを発売する。このCDラジカセが私のこの考えを証明してくれた。挿す場所は、上がいいか横がいいか、裏がいいか、いろいろ悩んだに違いない。そして、結局前になったのだろう。一番無難だ。
SDカードでなく、USBメモリである理由は、iPodのようなMP3プレーヤ, smartphone等マスストレージでつながるものを聞けるようにしたかったのだろう。フラッシュの低価格化とiPhoneの内蔵フラッシュの大容量化が、それらガジェット内のフラッシュ全体の大容量化を促進し、ガジェットがポータブルストレージ化してきた。そこで家に帰ったときにつなげて音楽を聴くオーディオがほしくなったのだろう。
家に帰ったらスイッチするのだろう。ヘッドフォンから家のオーディオに、タッチパネルの画面から家のテレビに、タッチパネルから普通のキーボードに、軽めのアプリケーションプロセッサからPC用のパワフルなCPU/GPUに、3GからWiFiに、リチウムイオンバッテリから壁の電源に、、という具合に。納得だ。
USBメモリを挿すからにはそれよりも大きなものに挿すのが自然と感じるからだ。挿される側は大きいらしい。だから、PCには挿しても、携帯やデジカメには挿さず、SDカード等を使うのだ。
ビクターがUSBメモリを挿して使えるCDラジカセを発売する。このCDラジカセが私のこの考えを証明してくれた。挿す場所は、上がいいか横がいいか、裏がいいか、いろいろ悩んだに違いない。そして、結局前になったのだろう。一番無難だ。
SDカードでなく、USBメモリである理由は、iPodのようなMP3プレーヤ, smartphone等マスストレージでつながるものを聞けるようにしたかったのだろう。フラッシュの低価格化とiPhoneの内蔵フラッシュの大容量化が、それらガジェット内のフラッシュ全体の大容量化を促進し、ガジェットがポータブルストレージ化してきた。そこで家に帰ったときにつなげて音楽を聴くオーディオがほしくなったのだろう。
家に帰ったらスイッチするのだろう。ヘッドフォンから家のオーディオに、タッチパネルの画面から家のテレビに、タッチパネルから普通のキーボードに、軽めのアプリケーションプロセッサからPC用のパワフルなCPU/GPUに、3GからWiFiに、リチウムイオンバッテリから壁の電源に、、という具合に。納得だ。
2009年8月4日火曜日
無線充電と有線充電
携帯の充電において、無線充電に関する新技術が続々と紹介されており、有線充電ではmicro USBが標準インターフェースとして推進されてきている。
大学時代「無線か有線か」というテーマの宿題があったが、私の結論は、有線がなくなるわけではなく、適する場所には残るだろうという結論だった。充電においても同じだろう。モバイル等は無線にいくだろうし、サーバー等巨大な据え置き型のものには有線が残るだろう。
今はまだ電力効率の問題等あるだろうが、無線充電の技術が普及することは間違いない。最終的には太陽電池のようなもので、勝手にチャージされ続けるのが理想だろう。
ところで、直近の話ではあるが、携帯がmicro USBでチャージするのなら、デジカメも同じにしてくれると、旅行のとき助かるのだが。
大学時代「無線か有線か」というテーマの宿題があったが、私の結論は、有線がなくなるわけではなく、適する場所には残るだろうという結論だった。充電においても同じだろう。モバイル等は無線にいくだろうし、サーバー等巨大な据え置き型のものには有線が残るだろう。
今はまだ電力効率の問題等あるだろうが、無線充電の技術が普及することは間違いない。最終的には太陽電池のようなもので、勝手にチャージされ続けるのが理想だろう。
ところで、直近の話ではあるが、携帯がmicro USBでチャージするのなら、デジカメも同じにしてくれると、旅行のとき助かるのだが。
2009年7月11日土曜日
PCインターフェースの高速化から
インターフェースの肝はバスパワーになるが、高速化によって大きな問題になることがある。
来年にはeSATA 6Gbps, USB3 5Gbpsとストレージの接続速度が、SATAで2倍、USBで10倍になる。ここで問題になるのは、ウィルスに簡単に感染することもそうだが、もっと心配なのはPCの中身が簡単にコピーできてしまうことだ。会社にはいくらでもPCが置かれているし、家に持ち帰られたPCなどはどうしようもない。コピーし放題だろう。
会社はシンクライアント化をさらに進め、データはサーバーにおいて閲覧のみ可とし、ディスク容量のの小さいPCを個人に使わせるようになるだろう。つまり、バックアップ用や拡張用のHDDの用途は個人の家庭用に絞られ、会社の個人端末には高速インターフェースを持たないものを選ぶことになる。
会社のPCに求められるものはパフォーマンスや容量でなく、ヒューマンインターフェースとセキュリティだ。大きいモニター、使いやすいマウスやキーボード、電話・テレビ会議機能、それにデータの出入力に制約をかけるためのセキュリティ機能だろう。
どんなセキュリティ機能が考えられるかが、おもしろいところかもしれない。
来年にはeSATA 6Gbps, USB3 5Gbpsとストレージの接続速度が、SATAで2倍、USBで10倍になる。ここで問題になるのは、ウィルスに簡単に感染することもそうだが、もっと心配なのはPCの中身が簡単にコピーできてしまうことだ。会社にはいくらでもPCが置かれているし、家に持ち帰られたPCなどはどうしようもない。コピーし放題だろう。
会社はシンクライアント化をさらに進め、データはサーバーにおいて閲覧のみ可とし、ディスク容量のの小さいPCを個人に使わせるようになるだろう。つまり、バックアップ用や拡張用のHDDの用途は個人の家庭用に絞られ、会社の個人端末には高速インターフェースを持たないものを選ぶことになる。
会社のPCに求められるものはパフォーマンスや容量でなく、ヒューマンインターフェースとセキュリティだ。大きいモニター、使いやすいマウスやキーボード、電話・テレビ会議機能、それにデータの出入力に制約をかけるためのセキュリティ機能だろう。
どんなセキュリティ機能が考えられるかが、おもしろいところかもしれない。
2009年7月3日金曜日
インターフェースお化けだったPC
かつてインターフェースと言えば、PCの横の大量の穴だった。あまりに様々な穴があってどれがどのケーブルにつながるのかよくわからなかった。
ところが今や穴はケーブルだけのものではなく、DVD、SDカード、USBメモリーやアダプタ、クレードルのようなものまで挿さるようになってきた。穴の数は増えているが、シリアルになってきたために穴が格段に小さくなってきている。もう少し減るといいだろう。
最近USBの口の数が足りないと思う人が多いようだが、これもなんとかならないだろうか?HUBやドッキングステーションのような不恰好なものはあまり使いたくない。
最近売れているネットブックの穴はだいぶすっきりしている。必要最小限になっていていい。イーサの口をとってしまったマックブックのような思い切ったことをしてもいいと思う。最終製品につくインターフェースの種類はさらに自然淘汰されるだろう。
ちょっと話は違うが、日本には小型、薄型のPCがあったにも関わらず海外で受け入れられなかった。アメリカ人は大きいPCが好きだったのだろうか?そんなことはない。価格に見合っていれば売れたのだろうが、薄型PCは高かった。小型に見合う価格にするため、コストを下げるためにスペックを下げたのがネットブックだ。日本には、スペックを下げて小型で安いPCとして売るという発想がなかっただけなのだろう。小さいものは高級で値段が高いという概念から抜け出せなかっただけだ。
アメリカでスマートフォンという市場が立ち上がった理由の一つが、PCが大きすぎたからかもしれない。その隙間の市場にフィットしたのだろう。日本ではハイスペックの小型PCがあったから、スマートフォン市場が立ち上がらなかったのかもしれない。
ところが今や穴はケーブルだけのものではなく、DVD、SDカード、USBメモリーやアダプタ、クレードルのようなものまで挿さるようになってきた。穴の数は増えているが、シリアルになってきたために穴が格段に小さくなってきている。もう少し減るといいだろう。
最近USBの口の数が足りないと思う人が多いようだが、これもなんとかならないだろうか?HUBやドッキングステーションのような不恰好なものはあまり使いたくない。
最近売れているネットブックの穴はだいぶすっきりしている。必要最小限になっていていい。イーサの口をとってしまったマックブックのような思い切ったことをしてもいいと思う。最終製品につくインターフェースの種類はさらに自然淘汰されるだろう。
ちょっと話は違うが、日本には小型、薄型のPCがあったにも関わらず海外で受け入れられなかった。アメリカ人は大きいPCが好きだったのだろうか?そんなことはない。価格に見合っていれば売れたのだろうが、薄型PCは高かった。小型に見合う価格にするため、コストを下げるためにスペックを下げたのがネットブックだ。日本には、スペックを下げて小型で安いPCとして売るという発想がなかっただけなのだろう。小さいものは高級で値段が高いという概念から抜け出せなかっただけだ。
アメリカでスマートフォンという市場が立ち上がった理由の一つが、PCが大きすぎたからかもしれない。その隙間の市場にフィットしたのだろう。日本ではハイスペックの小型PCがあったから、スマートフォン市場が立ち上がらなかったのかもしれない。
2009年6月30日火曜日
コンピューターインターフェースのビジネス
コンピューターインターフェースにおいて、シリコンイメージやインテルの強さを前回書いた。ところがインターフェースチップビジネスというのは、あまり大きくはならない。
インターフェースというのは、先に書いたように、もともと何かと何かをつなげる接続自体であり、ここではチップとチップをつなげるものなのである。だから、その接続自体をなくしてしまえば、必要なくなるのである。例えば、昔はIDEやSCSIで外付けハードディスクを、シリアルポートに外付けモデムをつなげていたが、今では全部内臓されているので、そのIDEやSCSIポートはいらないし、シリアルポートも減らせる。ハードディスクの大容量化やモデムの需要が増大し市場ガ大きくなることにより、PCがそれらを内臓するからだ。
これはPCB上の接続されたチップでも同じことである。どうするとホスト側Hとデバイス側Dが1チップIにインテグレーションされるのかというと、市場がある程度大きくなって ”Hの利益 + Dの利益 < HとDをインテグレーションしたIの利益 - HとDをインテグレーションする開発費”を満たすようになったら、である。市場規模の大きいインターフェースや、チップのライフサイクルが短くチップを作り直すことが多いアプリケーションの場合、まず間違いなくインテグレーションされる。
このように、市場規模の大きいインターフェースでは、インターフェース単体のビジネスとしては存在できないので、インターフェースのビジネスとしては大きくならないのだ。例えばUSBの市場は大きいだろう。だが大多数はUSBの付いたSoCというビジネスだろう。
そういう意味では、サウスブリッジの一部というインテルにとってはいいビジネスだが、PCというカテゴリーのものがこれ以上成長するのだろうか?新興市場で伸びてくるのはもっと手軽なモバイルだけなのではないだろうか?家にすでにPCを持つ私たちは家のPCにつなげることを考えるが、今家にPCをもっていない彼らが、家でつなげるようにPCを買うとは考えにくい。
一方シリコンイメージの場合、有線のモニターポートという市場においてすでに独占的であり、モニターポートの今後の流れは有線なら高速化、そして基本は無線である。無線において規格をドライブしていない以上、今のDVI/HDMIのようなポジンションを確保することは難しい。もちろん有線の高速化は必須だが、それは市場規模の拡大とはあまり関係がない。モニターの有線のチップだけをビジネスとしてやっていけるのか?だからこそ、HDMIにバスパワーをつけたりUSB miniと同サイズの口にして携帯の標準インターフェースとなったUSBに対抗し、イーサネットを取り込んでモニター接続からネットワーク接続に触手を伸ばし、他のインターフェース規格に挑む。新しい市場を探すわけではなく、他の市場を奪う戦略を立てたわけだ。よほど行き止まりを感じていたのではないだろうか?他の規格との違いがなくなってくるというのは、相手の市場を食う可能性があるのと同様、相手に食われる可能性も十分にある、諸刃の剣なのだ。
インターフェースというのは、先に書いたように、もともと何かと何かをつなげる接続自体であり、ここではチップとチップをつなげるものなのである。だから、その接続自体をなくしてしまえば、必要なくなるのである。例えば、昔はIDEやSCSIで外付けハードディスクを、シリアルポートに外付けモデムをつなげていたが、今では全部内臓されているので、そのIDEやSCSIポートはいらないし、シリアルポートも減らせる。ハードディスクの大容量化やモデムの需要が増大し市場ガ大きくなることにより、PCがそれらを内臓するからだ。
これはPCB上の接続されたチップでも同じことである。どうするとホスト側Hとデバイス側Dが1チップIにインテグレーションされるのかというと、市場がある程度大きくなって ”Hの利益 + Dの利益 < HとDをインテグレーションしたIの利益 - HとDをインテグレーションする開発費”を満たすようになったら、である。市場規模の大きいインターフェースや、チップのライフサイクルが短くチップを作り直すことが多いアプリケーションの場合、まず間違いなくインテグレーションされる。
このように、市場規模の大きいインターフェースでは、インターフェース単体のビジネスとしては存在できないので、インターフェースのビジネスとしては大きくならないのだ。例えばUSBの市場は大きいだろう。だが大多数はUSBの付いたSoCというビジネスだろう。
そういう意味では、サウスブリッジの一部というインテルにとってはいいビジネスだが、PCというカテゴリーのものがこれ以上成長するのだろうか?新興市場で伸びてくるのはもっと手軽なモバイルだけなのではないだろうか?家にすでにPCを持つ私たちは家のPCにつなげることを考えるが、今家にPCをもっていない彼らが、家でつなげるようにPCを買うとは考えにくい。
一方シリコンイメージの場合、有線のモニターポートという市場においてすでに独占的であり、モニターポートの今後の流れは有線なら高速化、そして基本は無線である。無線において規格をドライブしていない以上、今のDVI/HDMIのようなポジンションを確保することは難しい。もちろん有線の高速化は必須だが、それは市場規模の拡大とはあまり関係がない。モニターの有線のチップだけをビジネスとしてやっていけるのか?だからこそ、HDMIにバスパワーをつけたりUSB miniと同サイズの口にして携帯の標準インターフェースとなったUSBに対抗し、イーサネットを取り込んでモニター接続からネットワーク接続に触手を伸ばし、他のインターフェース規格に挑む。新しい市場を探すわけではなく、他の市場を奪う戦略を立てたわけだ。よほど行き止まりを感じていたのではないだろうか?他の規格との違いがなくなってくるというのは、相手の市場を食う可能性があるのと同様、相手に食われる可能性も十分にある、諸刃の剣なのだ。
インターフェースとは?
インターフェースとは何か?何かと何かをつなぐものだ。
物と物の中でもソフト同士ならネットワークやAPI、ハード同士ならコンピュータインターフェース、人と物ならヒューマンインターフェースなどがあげられるだろう。
物と物 ー ネットワーク - PANの鍵はカスタマイズの柔軟性
ネットワークといえば、TCP/IPに代表されるようにネットワークレイヤーのプロトコルを規格化することによって世界中をつなぐのに貢献してきた。この規格化は過去15年間の人類の歴史を大きく変えたのである。
考えてみればおもしろい。言語は様々なのに、ネットで使っているプロトコルは共通なのだ。つまり、個人のパーソナル空間だけ個人の自由にカスタムされており、ネットから向こうは共通の世界が広がっていることを意味する。ネットワークの先のサーバー、プロバイダーがどんなハードやソフトを使っていようが関係ない。ハイスペックなものがよければ高いサービスを選べばいいように、スペックやコストの要求を満たしていればいいのだ。ところがパーソナル空間はそうはいかない。好みのキーボードタッチ、好みのスクリーン、好みの音声・画像、個人に応じてカスタマイズする必要がある。
物と物 - コンピュータインターフェース - 規格を制すものが勝者
半導体業界で今までやってきたものの大半はコンピュータインターフェース。一般ユーザに見える媒体を使う無線、有線ケーブルから、一般ユーザには見えないPCB上の配線まで、各チップ間をつなぐものだ。各社製品がつながるように規格が定められ、それに従うことによってどこのチップでもつながるようになる。より多くの製品とつながるものが市場を占有する世界であるため、規格をドライブできるものが勝者になる。
DVI/HDMIのシリコンイメージ、USBやPCIのホスト側のインテルがいい例だ。規格をドライブできれば、規格公開前に試作を作ってその試作に規格をあわせれば、最初に市場に入り込めるというわけだ。そうなると後からそこに入り込むものをつぶせばいい。昔トランプで大富豪をやったときに、一度大貧民になるとなかなか上がれず、一度大富豪になるとしばらく大富豪でいられるのと同じだ。覆すには革命を起こす必要があった。
人と物 - ヒューマンインターフェース - 今後の想像力
センサー、アクチュエータといった分野は、ソフト間やハード間といったハードルを越え、人間の五感に働きかける今後のインターフェースだ。どんなセンサー、どんなアクチュエータが考えられるか、それらを使ったどんなアプリが考えられるかといった想像力が問われる分野だろう。
物と物の中でもソフト同士ならネットワークやAPI、ハード同士ならコンピュータインターフェース、人と物ならヒューマンインターフェースなどがあげられるだろう。
物と物 ー ネットワーク - PANの鍵はカスタマイズの柔軟性
ネットワークといえば、TCP/IPに代表されるようにネットワークレイヤーのプロトコルを規格化することによって世界中をつなぐのに貢献してきた。この規格化は過去15年間の人類の歴史を大きく変えたのである。
考えてみればおもしろい。言語は様々なのに、ネットで使っているプロトコルは共通なのだ。つまり、個人のパーソナル空間だけ個人の自由にカスタムされており、ネットから向こうは共通の世界が広がっていることを意味する。ネットワークの先のサーバー、プロバイダーがどんなハードやソフトを使っていようが関係ない。ハイスペックなものがよければ高いサービスを選べばいいように、スペックやコストの要求を満たしていればいいのだ。ところがパーソナル空間はそうはいかない。好みのキーボードタッチ、好みのスクリーン、好みの音声・画像、個人に応じてカスタマイズする必要がある。
物と物 - コンピュータインターフェース - 規格を制すものが勝者
半導体業界で今までやってきたものの大半はコンピュータインターフェース。一般ユーザに見える媒体を使う無線、有線ケーブルから、一般ユーザには見えないPCB上の配線まで、各チップ間をつなぐものだ。各社製品がつながるように規格が定められ、それに従うことによってどこのチップでもつながるようになる。より多くの製品とつながるものが市場を占有する世界であるため、規格をドライブできるものが勝者になる。
DVI/HDMIのシリコンイメージ、USBやPCIのホスト側のインテルがいい例だ。規格をドライブできれば、規格公開前に試作を作ってその試作に規格をあわせれば、最初に市場に入り込めるというわけだ。そうなると後からそこに入り込むものをつぶせばいい。昔トランプで大富豪をやったときに、一度大貧民になるとなかなか上がれず、一度大富豪になるとしばらく大富豪でいられるのと同じだ。覆すには革命を起こす必要があった。
人と物 - ヒューマンインターフェース - 今後の想像力
センサー、アクチュエータといった分野は、ソフト間やハード間といったハードルを越え、人間の五感に働きかける今後のインターフェースだ。どんなセンサー、どんなアクチュエータが考えられるか、それらを使ったどんなアプリが考えられるかといった想像力が問われる分野だろう。
2009年6月25日木曜日
2009年5月2日土曜日
フローティングタッチパネルと3D箱型ディスプレイ
フローティングタッチパネル、3D箱型ディスプレイはおもしろい。
現代の人はまだ、触った感触がないと安心できないので、フローティングタッチパネルのパネル部分に、誰でも交換可能なガラスやプラスチック、簡単に拭けるビニールでも入れておくといいだろう。そうすれば今までのタッチパネルと同様に使えて、かつ接触部分の交換が安く簡単になる。
3D箱型ディスプレイのキラーアプリは何になるだろう?
現代の人はまだ、触った感触がないと安心できないので、フローティングタッチパネルのパネル部分に、誰でも交換可能なガラスやプラスチック、簡単に拭けるビニールでも入れておくといいだろう。そうすれば今までのタッチパネルと同様に使えて、かつ接触部分の交換が安く簡単になる。
3D箱型ディスプレイのキラーアプリは何になるだろう?
ブラウザーの文字サイズ
ブラウザーというのは見ているページに関係なく無地のサイズが一定だから、あるページは見やすく、あるページは見えにくい。また、使っているモニターによっても見やすかったり、見えにくかったりする。
開いたページごとに文字サイズを簡単に調整できる機能がほしい。
開いたページごとに文字サイズを簡単に調整できる機能がほしい。
USB vs Ethernet
USBとイーサネットの使い分けは、長さになるだろう。長いときはイーサネット、短いときはUSB。その長さの境界は、10メートルといったところが妥当だろう。
そうすると、USBの距離を伸ばす必要がある。
そうすると、USBの距離を伸ばす必要がある。
登録:
コメント (Atom)